抱きあう人

原因を回避する

うなだれる女性

ptsdの症状の一つに、回避という行動があります。
回避とは、原因となった出来事を回避する行動で、意識的だけでなく無意識的にも行動を避けるということを行います。
監禁に合った人の場合、しらずに狭い部屋を避ける、人のいない場所を避ける、暗い所を避ける等比較的軽度の行動を取ることがあります。
事故にあったドライバーが車を運転できなくなったり、溺れた人が水を怖がるというのも回避行動の一つです。
なお、回避の行動を取るだけでなく、辛いことを耐えるために感情をなくしてしまうということもあります。
自分自身が不快な気持ちにならないように、感情を麻痺してしまうというものです。
また、人と話すことが怖くなることや、人と出会うことを避けるために引きこもりになってしまうということもあります。

ptsdの回避症状では、その時の記憶を回避するために、その時の記憶を消去してしまうということもあります。
それ以外のことは、しっかりと覚えていても、その出来事に関してだけ記憶がなくなるという症状です。
他にも、出来事だけでなく出来事のあった前後の一定期間だけ記憶がないということもあります。
この場合、心の奥底にはしっかりと残っていることも多く、ちょっとしたことでのフラッシュバックにつながってしまうことがあります。
記憶の回避が起きている場合、催眠療法を利用して原因を究明するという方法が取られることもあります。
回避症状がひどい場合は、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。